片岡です⭐一週間おつきあいヨロシクお願いします!
ずっと前、「一番好きな時間」について書いたので、今日は「一番好きな場所」について書こうと思います。
さて私の一番好きな場所。
それはズバリ、図書館です。
学生の頃から、休み時間は図書館に入り浸り、たくさんの本に出会ってきました。
今まで何回か住む場所を変えましたが、引っ越しするたびに、新しい土地の図書館に行くのが楽しみでした。
いろんな人生。いろんな考え方。いろんな知識。新しいもの。古いもの。
それこそ読み切れないほどの、先人の知恵や人生の縮図を前にして、ただただ自分が深呼吸できる場所なのです。
ここら辺だと豊田市の参合館にある豊田市中央図書館はスゴイです。さすがTOYOTAのお膝元!お金持ち感満載のバブリー図書館です。笑
美大時代の図書館も、マニアックな芸術本がたっくさんで最高でした。
本屋さんも好きなんですけどね。
やっぱり図書館の方が好き。
ちょっと古びた匂いや、静謐な雰囲気。
気になったものを気軽に借りられるというのが魅力です。
図書館で借りて、手元に置いておきたいって思った本を買う事もよくあります。
さてここで、図書館で起こった甘酸っぱい恋のお話をば、ひとつ・・・。
あれは私が高校1年の頃。
まだアナログだった高校の図書館では「貸し出しカード」が使われており、
裏表紙裏に貼ってある茶封筒を切ったような袋の中に、本を借りた人の名前と日付を書くカードが入っていました。
本の好みはいわゆる雑食で、いろんなジャンルの本を、ピン!ときたら読むような感じだった私。
ある時気がついたんです。
いつもいつも、私が借りたい本のカードに先に書いてある名前の存在に。
これって・・・・・・・!!!!!
あれですよ、ジブリの・・・
キュン死必須の名作、「耳をすませば」の!雫&天沢聖司くんですよ!!!!
借りる本借りる本、全部その名前の君が先に読んでいるのです。
小説も、伝記も、写真集も。ああこんな本も・・・!
なんてロマンチックなんだ!!!
『この一節読んで、〇〇くん、どう想ったのかな。』
『○○くん、もしかして私のこと・・知ってる!?先回り!??(キャー!!)』←バカ笑
妄想膨らんで楽しくなっちゃった私は、
とうとう、その名前の主のところに会いに行ったのです。
おっと、ここで注釈しとかなきゃ!ですが、
高校の私は図書館が似合うような清楚な感じでは全然なく、ボッロボロのジーパンとスニーカー、男の子みたいなダボシャツや変なプリントのTシャツ・・・
頭を金髪にしたりボーズで頭のテッペンだけ赤くしたり、(私服&校則の緩い高校でした)男ウケよりも自分がどうしたいかが最優先の、モテとは程遠き、ちょっとエッジの効いた女の子を目指していました。
そんな(女の子としてはだいぶアレな)私がいざ!「図書館の君」に会いに、行ったわけですよ。なけなしの乙女心を胸に・・・笑。
ちなみにこの時点で私の中で〇〇くんは、天沢くんと浅野忠信を足して2で割ったようなイメージになっております。←ずーずーし・・・。
「○○くんて、何年?何組??」
友人に聞いたところ、同じ学年ということが判明し、とうとう、○○くんの教室まで辿り着いたのです。
私「○○くん、どの人?」
友人「あそこにおるよ〜。」
友人がさした指の先に・・・っっっ
・・・つづく。
・・・な〜んちゃって!
現実はそんな引っ張るほどでなく、
いよいよ見つけた○○くん。
全っっっっっっ然、好みじゃなかった。
それはもう悲しいほどに・・・。
ああ・・・もう本当に「お前が言うな」って感じなんですが。笑
勝手にガッカリしちゃって、踵返して速攻教室戻りました。
以上。
若き日の甘酸っぱい思い出でした!
今思うと、すごい良い出会いじゃんね・・・。そんなんなかなか無いよね。
高校の私の気持ちもわかるけど、もったいないことしたな〜〜。
色恋じゃなくっても、お友達になってもらえてたら・・・
ぜ〜〜〜ったい気が合っただろうな〜〜なーんて思い出す夏の日でした。
では、また!