今宵も たまこ です。
今週のお当番、いよいよ最後となりました。
基本お家で映画鑑賞が多い私ですが、
たまーに、映画館へ行くこともあります。
今週の締めくくりに、
最近観に行った映画の話をさせて下さい。
「何者」
直木賞も獲得した、
朝井リョウの小説を映画化したものです。
SNSや就職活動を通して若者の闇…
若さやイタさを巧みに描かれていました。
気まずさやモヤモヤ感、
修羅場のようなイヤ〜な場面もありますが、
観た後の不快感はありませんでした。
今よりもインターネットが発達していない頃に
就活世代だった私としては、
今の若者じゃなくて良かった…
という感想が第一に浮かびました。
自分のことは棚に置き、
周りの観察だけしていても何も生まれない…
自分のやりたいことを見つけて
それを実現するために努力を続けていくのみ…
そんなメッセージが隠れている気がして、
心に痛く突き刺さりました。
主人公は演劇サークル出身という設定でした。
そして、この映画の監督も
学生時代から演劇をされていたお方。
ちなみにこの監督の作品「愛の渦」も
今時な人間の闇が描かれています。
若い世代の映画に感じるかもしれませんが、
今の時代の誰もが考えさせられる内容かと。
すでに映画館では
上映回数が少なくなっているようなので
セルorレンタル化されたら
是非観て頂きたい一本です。
てなわけで、
今回の たまこ の投稿はここまで。
今週も拙い我が投稿にお付き合い下さり
ありがとうございました。
お次の担当は、
体育会系文学少女(!?)まぁちゃん。
私が「何者」を観たくなり
映画館へ駆け込んだのは、
彼女が我々編集部メンバーに
この映画の話をしてくれたからであります。
それでは、まぁちゃんにバトンターッチ☆