【シンクロニシティ】
シンクロニシティは、「意味ある偶然の一致」とされていて、最初の提唱者はドイツの心理学者のユングで、ドイツ語だとこうなります。
【Synchronizität】 なんかちょっとワクワクする(笑)
私がこれに興味を持ったのは、自分自身にやたら偶然が巻き起こるから・・・
霊感ほどではないけど、偶然力は我ながらスゴイと思う。
みなさんも大なり小なり、例えば、会いたい人に会う、知りたいことを知れる、「偶然だね!」というできごとをいくつか体験していると思います。
人のシンクロ話ほど、聞いていておもしろくないことはないので(本人はめちゃめちゃ感激したり驚いたりで語りたいけど、人からすると意外におもしろくないw 私もよくやっちゃうけど)羅列は控えますが、忘れがたいことを二つ。
①テレビのAD時代、何気なく通った編集室のモニター画面に、当時キューバの映画学校に留学中だった大学時代の友達が映し出された。
会いたいなぁ、どうしてるかなぁ?と思っていた、もともと憧れの友達。今みたいにメールがないから簡単に連絡を取れない彼女の動く姿に驚愕。「この子友達です!」と。
外部から来ていた女性ディレクターが、キューバまで取材に行き、自分の作品(CS放送分)として紹介していたのだった。
②facebookで知り合い、最初から通じ合う宮崎のソウルメイト的女性(みこさん)。
私の『赤土に咲くダリア』を読んだ感想を送ってくれた時、「この小説を読んで頭に浮かんだ曲がありました。それはこちらです」とYouTubeが添付してあり、見たら、中島ノブユキさんのピアノ演奏だった。
まさにドンピシャ。『赤土に咲くダリア』にはチェリストを登場させているけど(全く架空の人物)、音楽のモデルは当時ハマっていた中島ノブユキさんのCD『エテパルマ』だった。
一言も触れていなかったので驚いた。今ではジェーン・バーキンのワールドツアーに同行している中島さんだけど(2年前、みこさんと名古屋での中島さんのコンサートに行き、二人そろってご挨拶!)、私が小説で描かせてもらった頃はまだ無名の存在で、でも、一部の感度の高い人たちから絶大な支持を得ていた。
他にもいろいろあるし、恋愛絡みでは、一気に運命!とかラブ!を感じてしまうシンクロが頻発するけど割愛(笑)
<福山雅治の『最愛』にまつわるシンクロとか、すっごいファンでもないけど、福山さん本人にどうしても伝えたくなって、お手紙書いて、業界の方に託した>
書いていて思ったけど、シンクロは「無意識に感じ取る力」のような気がする。
起こることに気づけるかどうか・・・
解明の手がかりになればと、10年以上前に、写真の文献を取り寄せたり(これまた偶然で著者は元彼の友達)、シンクロニシティのコミュニティーの運営者(のちにスプーン曲げでお会いした竹炭の古橋さん)と語ったこともあったけど、わからない。
一時期ハマった須藤元気もシンクロばんばんの人で、みなさんの言うことを総合すると、「シンクロがよく起こる時というのは、自分が素直に生きていて、運気の波にうまく乗れている時」らしい・・・
今週の1回目の【チャンスの神様】にも通じますが、一度しかない人生、自分を高めて、コミュニケーションを高めて(非言語のコミュニケーションも含めて)、出逢いや自分のステージが変化していくと、運が上がるし、不思議な流れに乗れて、シンクロにも恵まれると実感しています。
「人生は受け身でいた方がうまくいく」というのも巨匠たちがみんな言う。
人生で出逢うこと、例えば、家族、友達、恋人、仕事、食、旅、学問、芸術、恋愛、セックスなどは、人によって進化や深化のさせ方が異なるけど、私は、できることなら一生の間に、好きなことは深く知りたい。シンクロもそう。不思議なこの現象を、神様からのプレゼントとありがたく受けとめつつ、自然に深め、高めてみたい。
まとまりませんが、人生楽しく生きようね♬という気持ちです。
実は今週、体調的には絶不調でした(笑)
無理して書いてなくて、良い時に書きたくて書いています。
『100万回生きたねこ』で有名な絵本作家であり、エッセイも素晴らしかった故・佐野洋子さんも体調が悪い日の方が多かったらしく、自分で自分を励ますために書いてる内容も多い、とのことでした(同感)。
横尾忠則も『病の神様』という本を出してるくらいいろいろ体験してる。
私も無理せず、つくり、歩みたいです。
明日は出かけるので、今回の当番はこれにておしまいです。
いつも長々読んでくださり、ありがとうございました。
あ、写真は、①シンクロの文献 ②『エテパルマ』 ③宮崎のみこさんとの出逢いの時の写真(みこさん撮影の写真にただならぬものを感じたら、やっぱりただならぬ関係に発展するようなお方でした)④仲良しの宗教人類学者・植島啓司さんの名著『偶然のチカラ』
来週は「えりこさん」です!
いろいろと調和して生きてるようなえりこさん、憧れます