【‘これまで’が‘これから’を決めるのではなく、‘これから’が‘これまで’を決める】

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朝晩冷えてすっかり冬の気配…寒いの苦手…😩
けど今年はまだ波乗り熱は冷めないユカリです🌊
矛盾してませんよ(笑)
それとこれとは別だから🙄

私は岐阜出身なのですが、田原に移住していつのまにか20年以上経ってしまいました。

11月は色々記念日があって、結婚15周年を迎え、44歳の誕生日を迎え、結婚した相手にはもう25回誕生日を一緒に祝ってもらってます。
そして先日、娘が12歳の誕生日を迎えました。

昔を懐かしんだりして過去振り返ることも増える11月です。

私、数年前から、時間の流れはなるべく未来から過去へと流すようにしています。

『これまでがこれからを決めるのではなく、これからがこれまでを決める』

理論物理学者・佐治晴夫先生の言葉です。

この方、音楽家になりたかったのだけど諦めて数学者を目指した。けど、それも諦めて物理の世界で活躍することになった人です。

ボイジャーって知ってます?
惑星探査機。
ボイジャー2号は1977年に打ち上げられて、去年太陽圏を飛び出し一つ向こうの宇宙空間を今もなお飛び続けています。

このボイジャーには、55通りの言語による挨拶や、地球上の様々な音を収録したレコードが搭載されています。そのうちのひとつ、バッハの「プレリュード」は、佐治先生の提案によって搭載されました。

いつか宇宙のどこかで知的生命体に遭遇した時に交信ができるようにと。
プレリュードはきわめて数学的に美しく普遍的言語になり得る音楽であると佐治先生は知っていたから。

音楽家を目指し、数学者を目指し、そして理論物理学者に至ったからこその提案で、「過去ありきの…」と捉えがちだけど、先生は言います。

『これまでがこれからを決めるのではなく、これからがこれまでを決める』

佐治先生、目指しているものになろうにも自分にはその能力がないと打ちひしがれ挫折し、しかしその度に「それでは何ができるのか」を考えて人生の選択をしてきた。

『これまでがこれからを決めるのではなく、これからがこれまでを決める』

過去の出来事は今起きていることではなく、単なる記憶・メモリー。起きたことに対しての歪ませながら作り上げた物語や感情、固定した価値観、身体の緊張反応なんかが付随していることが往々にしてあります。特に嫌(だと思い込んでいる)な記憶ほど。
度を超えると深いところに封じ込めたり。

過去→未来の時間の概念だけで生きてると、どうしても過去の自分を引きずって生きることになり、望む未来がなかなか開いてこない。

起きた事実は変えられないけど、これからを考え行動することで、これまでの自分の価値観は塗り替えられるはず。

『これまでがこれからを決めるのではなく、これからがこれまでを決める』

ひとつ補足するなら、これまでもこれからも、今ありきってこと🤓

では!

追伸
ボイジャースゲえ…💫🛸🚀🗣👽