ユカリです。
なんだか忙しない(気がしている)毎日、自分を満たすためだけの自己満行為なんだけど、近頃はとにかく、最近満足にできてなかった「家庭の人としてやりたいこと」をしています。
おかげでだいぶ心身共に落ち着いてきました。
できないことがストレスになっているのをハッキリと感じてしまったので。
「どうしたの、急に」って言われるくらいスイッチ入ってやってました(笑)
家の中(押入れや物置、床下収納庫、食器棚、冷蔵庫の中、棚の中などなど)の片付けや、パン作り、お菓子作りと一通り一周し、スッキリした冷蔵庫の中にあった無塩バターを見て思い出しました。
「あ、これ、ギー作ろうと思って買ってそのままだった」
ギーは、アーユルヴェーダでも大変重宝されている万能オイルで、本来はインドでは神聖とされる牛や水牛の乳から作られる不純物を含まないバターのこと。
アーユルヴェーダの話をちょっと。
インドの生命科学「アーユルヴェーダ」では生命には「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」というドーシャ(心身の3つの性質、属性=トリ・ドーシャ)があり、だいたいの人はこの中の一つまたは二つが優位となり、その優位なドーシャで「あなたはヴァータタイプだね」とかってタイプが決まります。(それぞれの特徴はここでは割愛します)
当然そのタイプによって食事や生活全般のアドバイスもかわります。(バランスは様々ながら、誰もが心身に3つの性質を持っています)
健康な時はそのドーシャバランスは快適に保たれているけれど、内外的影響により、本来のドーシャのバランスが崩れるとたちまち病気の原因になったりします。
病気になる前の未病の状態で、食事なり運動なりマッサージなりをして、素晴らしきアーユルヴェーダの叡智でもってバランスをとりながら元気を保ち、長生きしようじゃあないですか☆ってのが、ざっくりアバウト過ぎるけど、アーユルヴェーダってそういう感じ。(奥深過ぎて説明しきれんです…)
で、ギーの話。
ギーは、過剰なドーシャに働きかけてバランスをとってくれるスグレモノ。
他にも、消化作用、抗酸化作用、抗ガン作用、ダイエット効果や、美肌や目にも良い…などなど、魔法のオイル〜とか、スーパーフード〜とか、えらいもてはやされてます。
《ギーを作ろう》
(写真に沿ってどうぞ)
用意するもの…無塩バターと鍋
1.どっちでもいいけど、溶けやすいようにバターは適当に切りました。
2.鍋に入れて火にかけ溶かしていきます。
3.しばらくすると、アクのようなものが浮かび上がってくるので、これを取り除いていきます。
4.「あくとり奉行」ってこの赤いやつ、アク取りにおススメのキッチンギア。
5.バチバチいいながら割とおっきい泡泡が出てきます。
6.鍋底を焦がさないよう弱火(必要ならキッチンマットを敷く)で待つと、バチバチの音が清らかな音に変わっていき、泡泡も繊細になっていき、やがてそれらも収まってきます。
この状態で20〜40分。言う人によってまちまち。(様子を見ながら私は短めで切り上げます。音と見た目で判断。)
7.黄金色に輝く液体。
8.濾して瓶に入れます。
実に紛らわしい瓶を選びました、わざわざ。
だって可愛いから。
これ、すごいのが、不純物が取り除かれているので常温保存OK。だから、使いやすいです。
さらに乳糖不耐症の人も大丈夫な乳製品と言われています。
なんか、目に入れる。とかもいいらしく、記憶の彼方ですが、目薬のようにギーを使ったことがあったような、なかったような…?目が痒かったのか、なんなのか、不調に効いたような気がします。⁇多分。信用度45パー。
あと、私はギーをパンに塗ったり、ご飯にかけてさらに醤油(なんなら鰹節も)かけて食べたり、料理にもバターや油がわりに使っています。
肌に塗っても良いらしいけど、なんせ元が乳なので、なんとなく乳臭くて塗ったことはありません…
まあ、インド人に言わせると無塩バターから作るのは邪道っぽいみたいだけど、ランクを上げてグラスフェッドバターとかで作ったらmore質の良いギーができると思います。
なんとなくアーユルヴェーダを取り入れるには、ギーってけっこう使える♡
お試しあれ☆
では!