【感性を取り戻す作業】

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ちょもこです。こんばんは。
ここのところのワタシは、
大得意の「生み出すチカラ」が
とても弱っていました。
理由は、大きな悲しみと恐怖、
喪失感に襲われたこと。
自分が自分じゃないみたいな感覚。
誰かの常識に、自分を押し込めた故に、
自分ってなんだっけ?と
ショック症状が出てしまった模様です。
本当の自分はこうしたいのに
「こうするべきだ」に押し込めて
自分を消した。
一番やりたくなかったコトだったけど、
それを選択したことで、
思わぬギフトが届いたのも事実。
過ぎてみれば、全てが正しい選択だったのだけど、自分を押し込めた代償は、意外に厄介だった。
人よりも、3倍速のスピードで生きているため、
きっと普通の人が1カ月悩むことを、1週間で味わうから、キッツイ。濃度が濃い。
それでも、
「自分にしか、自分は癒せない」ことも知っているから、なんとかして、自分を取り戻す作業をコツコツと。自分を癒すには、エネルギーの高いヒトや場所、時間も必要。
来週からはまた忙しい日々が始まる。
1日、「はづ別館」の一室に籠る。
大女将(ひろえさんのお母様)の粋な計らいで、
生前ワタシの父が泊まったことのある部屋へ通してもらった。こじんまり、狭い部屋で籠ろうと思ったけど、私に与えられた部屋はとても贅沢な広い部屋だった。父と母がこの場所で過ごしたことを思うと、とても愛おしく、涙がこぼれた。
川の流れに想いを馳せ、
ただひたすらボーっとする。
戻ってこい。わたしの感性。
ある程度のショックな出来事が起こると、
心のどこかにロックがかかる。
川の流れを眺めていたら、
岩にぶつかり、しぶきをあげる部分に似ていると思った。ワタシのココロはいま、あそこだなぁ、、、 色々考えすぎちゃうので、温泉へ。
温泉は、ほんとにいい。
やさしい。
緩む。
なんでもかんでも、「まぁいいか。」と思わせてくれる。
静かに、静かに、自分の時間を過ごすことは
とても大切な時間。
大好きな湯谷温泉。
帰り際、大女将が私が出てくるのを待っていてくれて、外の赤い布がかかったベンチでゆっくりとお話ができた。まさかの大女将の手料理のお土産。涙が出そうに嬉しかった。レア、レアすぎる!
なんなんだろう。
このやさしさは。
「ココロを尽くす」という
「おもてなし」のプロ。本当に尊敬する。
この日は、何度も何度も涙がこぼれた。
なんにもなくても、こぼれた。
涙を流すたびに、私がわたしを思い出していく。
しぼみきったハートが、
ぷくぷく〜と少しずつ膨らんでいくのがわかる。
人のやさしさに触れるたびに、
復活していくワタシの感性。
もうちょい。
あともうちょいな気がするよ。
自分の中の状態を、
見つめ直すことを、
わたしは一番大事にしたい。
そうじゃなきゃ、人になんて与えられないもんね。
まずは、自分。
いっぱい感謝。
すべてうまくいっています。