「ワクワクする方へ」

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縄文時代の遺跡から割れた土器を漆で接着したものが発掘されています。
時代は進み、割れた器の継ぎ目を隠すのではなく、「景色」として蒔絵の技法を用いて金や色をつけた漆で加飾していくようになりました。その技法は金継ぎと呼ばれています。

今、私が一番ワクワクすること、それが金継ぎなんです。

ワクワクする方へ進めば間違いない、何事も。そう思います。
その先には楽しい時間、素敵な出会い、得がたい経験が待っていると思います。
世界を変えるような、大きなことを目指さなくても、私は自分のワクワクアンテナが差す方へ進んで行き、目の前のことを楽しんでいればいいんじゃないかなと思います。

だって、世界のすべての人が楽しい気分で過ごしていたら、世界は平和ですものね。

先月、日本一の漆の産地、岩手県浄法寺へ行き、漆掻き職人さんのお話を聞いたり、漆掻きの体験をさせてもったり、漆の木を栽培しているかたのお話を聞きました。
自分の使っている漆が大変な時間と労力をかけて栽培された木から、職人さんの手作業で取れているのを実際に目で見て、じんわりと感動しました。漆の木とそれに携わる方々に感謝でいっぱいになりました。

みなさんはどんなことにワクワクしているんでしょうか?
ワクワクする方へ進みましょう!

さて、来週のブログは日原いずみさんです。ワクワク楽しみ!

小林