フォント週間、最終話です!
さてわたくし、フォント好きが高じてついに「カリグラフィー」を始めてしまいました。
カリグラフィーとは、
西洋や中東などにおける、文字を美しく見せるための手法。(byウィキぺディア)
つけペンとインクや、カリグラフィー用のペンなどで書く、英語版の書道みたいな感じです。
書道と違うのは、インクの途中付けとか、上書きとか、全然オッケー。そこらへんおおらかなので好きです。
カリグラフィーの要素を取り入れて設計されたフォントは数多くあり、学び始めてから文字のデザインがなんとなく分厚くなった気がします。
いろんな書体を練習していると、その文字で書かれた企業ロゴだったりアーティストロゴだったりを書きたくなるあるある・・・。
「AC/DC」(ゴシック)とか、「Instagram」(イタリック?)とか、「 GODIVA」(ローマンキャピタル)とか・・・、あと、自分の名前をいろんな書体で・・・(照)。
ちなみに、「ローマンキャピタル」という書体は、アルファベットの基礎となったギリシャ文字を元にしたもので、数あるカリグラフィー書体のヒエラルキーのトップと言われているそうです。
約2000年前に完成したこの書体が、現代までの様々な書体の基礎となっています。
端正で王道感漂うこの書体、シンプルなんだけど、書くのがとにかく難しい・・!!
書道でも「一」は難しいって言いますもんね。シンプルイズ奥が深いです。
対して、カリグタフィーの書体の中でも一番複雑と言われるのが、「カデル体(ケイドゥル)」というもの。
過剰と思われるくらい装飾を施されたその文字は、文字というよりは絵(呪文!?)に近く、一文字でかなりの存在感です。
いつか挑戦してみたいなーって思っています。
今の時代、パソコン打てばバ〜〜っと綺麗な文字が出てきて、文字揃えも修正も簡単。
ツールさえ揃えればソコソコいい感じのものが作れちゃうと思うんですが、
だからこそ、手で書いて、「消せない」ライブ感を大切にしていきたいです。
まだまだ下手っぴですが、カリグラフィー、いつか皆さまに披露できたらいいな〜って思っています!
さてさて、3回にわたり、フォントについて綴ってきました。
一週間おつきあいいただき、本当にありがとうございました!!!!!
お次は、みんなのおかーちゃん(!?)、愛に溢れた、福編集長のけーちゃんでっす!
ヒカリめがねに度々登場する、可愛くてあったかい手書き文字は、福編集長作!!!名付けて「ケーコフォント」なのですよ〜!
字って、人柄出ます!
ではでは☆アディオース!