「鳳来特集させていただきます!」

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お久しぶりの片岡です~
さて、いよいよ発刊迫るヒカリめがね第4号、ただいま編集部一同心を込めて作成中!
4号の特集は、愛知県三河地方の奥の方にある癒しの地、「鳳来」です。
9月某日、鳳来へ取材に行ってきました。
今回は、麓の参道から続く1425段の石段は時間がないので諦め、東照宮まで徒歩10分ほどの駐車場に車を停めて伺いました。
鳳来寺山の山頂に建つ鳳来寺。
車を降りると、眼下に雲が流れ、山肌を優しく包んでいます。はるか向こうは下界の様相・新城の街並み。
東照宮までの山道に入ると、蝉がわんわん、葉っぱがさわさわ、まるで山の胎内に入っていくようで、少し緊張しました。
一人で歩くなんて、けっこう久しぶり。
木陰から、曇り空の淡い光が差し込みます。
ああ~~~、洗われる。いいとこだ・・・・。
そこで見つけてしまったのです・・・一枚の看板を。
なになに?
「最近この辺りで、熊らしき生物の目撃情報がありました。参拝の際はご注意下さい」
・・・・・!!!!!!
一気に高鳴る私の胸。
天気の悪い平日の真昼間、参拝客は見たとこ私だけ・・・駐車場もガラ~ンとしてたし・・・
とっさに「鈴!!!」と思い、脳内で探しましたが、
・・・ない!
鈴、あるわけない!!
・・・仕方がないので歌うことにしました。
さっきまでの静かな気持ちはどこへやら。
森をキョドキョド見渡しながら、トトロの「さんぽ道」を歌いながら歩きましたよ。(不審者!笑)
最近「ゴールデンカムイ」を読んでいるので、熊に敏感な私です。
しばらく歩くと、無事に東照宮と鳳来寺に着き、ほっとしながら参拝。
「鳳来特集させていただきます!」というご報告と、
「熊に遭いませんでした!ありがとうございます!!」って、手を合わせてきました。
帰りはちょいちょい参拝客とすれ違ったので、しずしずと駐車場へ。笑
下山後は次の取材まで少し時間があったので、道中にある湯谷温泉の足湯に入ってみることにしました。
足湯には若い娘さん2人が先に入泉中です。
「お邪魔しまーす」と、よっこらせ。
少し熱めの温泉が、運動不足の疲れた足に心地よい。
赤く濁ったお湯に、湯の花がふよふよ浮いています。
ああ~~~~~~~極楽。全身浸かりたい。。。
惚ける私を尻目に、先客2人のおしゃべりは止まりません。
「〇〇の旦那さ~、やばくない!?」
「わかる。やばいよね」
「なんで離婚しんのかね~~」
「〇〇も相当やばいで、お似合いじゃん?」
「わかる~~www」
足湯、小さいから、まる聞こえ。
正面には、鳳来寺山を開山したという高僧、利修仙人が穏やかな笑みをたたえて座っています。
霊水で邪心を清め、心の澱を洗い流して帰って行くのだなあなんて思いつつ、、、ちょっとシュールな光景に楽しくなってしまいました。
こうやって地元の人の憩いの場になってる温泉って、素敵だな。
何もかも、水に流してお行き!ってね。
さて!
温まったところで、2本目の取材先へ向かいました。
つづきはまた明日⭐︎