拝啓 水木しげる様

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拝啓 水木しげる様

先日は、突然のお便り失礼いたしました。

水木さん、今日も暑い夏の日です。
昨日は、75回目の終戦記念日でした。

先の大戦が終わって75年。
水木さんは、若い頃出征され、南方ラバウルで生死を分ける程のすざまじい戦争体験をされたと、水木さんが記された本を通じて知りました。
先日お手紙を差し上げた際、小説家のまーちゃんが「トぺトロとの50年」という本のことを、コメント欄で書いて下さいました。
以前読んだ記憶があるのですが、もう一度読みたくなり図書館で借りてきました。

水木さんが、戦時下のラバウルで現地の人々と仲良くなり、そこで出会ったトぺトロ少年とのお話でしたね。
生死をさまよったラバウルで出会ったトぺトロ少年とその村の人々との交流は、水木さんにとって心身ともにどれほど救われたことだろうと想像を巡らせました。
トぺトロ少年達の暮らしはまさに天国であったと、ずっと住みたくなったと記されていましたね。
きっと、トぺトロ少年達が住む村には、水木さんが求める幸せがあったのでしょうね。

昨年、水木さんの故郷境港を訪れたときの写真をもう一度見てみました。
かまぼこ屋さんのおじさんがみせてくださった鬼太郎の絵や、記念館で「こんにちは!」とご挨拶させていただいた水木さん、そして数ある写真の中に見つけたのです。

「好きなことをやりなさい」

水木さん、今、私好きなことをさせていただいています。
本当に有り難く幸せなことです。

「好きなことをやりなさい」

これは、
第一に、平和であることが大前提のうえで、成り立つことだな、と思いました。

水木さんからこれまた大切なメッセージをいただきました。

大きな幸せの中に私達は暮らしていることを再認識させていただきました。

平和な世の中を守っていくことは、今を生きる私達にとっての責任と義務。

生きているといろんなことがあるけれど、想像を絶する戦争体験をされた水木さんは、
人生は屁のようなものである!と、おっしゃられていますね。
ただただ水木さんのスケールの大きさを感じずにはおれませーん!!

水木さん
大切なことをたくさん教えてくださりありがとうございます。

今を生きる有り難さをしみじみと感じた終戦記念日でした。

私も屁のように(笑)漂いながら、のん氣に今世好きなことをやりながらたのしんで暮らしていきたい、と思った次第です。

明日から学校が始まります。
またいつもの日常が戻ってきます。
コロナが収まったら、もう一度水木さんの生まれ育った境港に遊びに行きたいです。

親愛なる水木しげる様

きみどり拝